段階1 - 効果が出るまでの期間(初期治療)
治療は、週に3回(例:月曜日、水曜日、金曜日)から5回(例:月曜日から金曜日)、快適と感じられる電流レベルで行ってください。発汗が著しく減少するか、または希望していた汗の引き具合になるまで、このスケジュールに従ってください。
※同じ部位に対して1日に複数回の治療を行わないでください。
※各治療部位に対し週5回を超える治療を行わないで下さい。(皮膚が繊細になり効果が見えづらくなるため)
※同じ日に複数の部位を治療することは可能です。
効果が出るまでの初期段階の持続時間(参考資料1,2)
軽度の多汗症
中度の多汗症
重度の多汗症
心地良いと感じられる範囲内で、より高い強度の電流を使用するとより早く効果を得るのに役立ちますが、有効性や電流の感じ方には個人差があります。
段階2 - 維持期
維持期は、効果を持続するために必要な時期となります。
この段階では、初期に比べ治療回数を少なく設定します。
汗減少の効果を維持するための維持期の治療頻度1,2
軽度の多汗症
中度の多汗症
重度の多汗症
※各治療部位に対し週に5回を超える治療を行わないでください。
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参考資料1,2
1. Dahl, J. C., and L. Glent-Madsen. “Treatment of hyperhidrosis manuum by tap water iontophoresis.” Acta dermato-venereologica 69, no. 4 (1989): 346-348.
2. Hölzle, E., and N. Alberti. “Long-term efficacy and side effects of tap water iontophoresis of
palmoplantar hyperhidrosis–the usefulness of home therapy.” Dermatology 175, no. 3 (1987): 126-135.
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